バカラ賭博で摘発された闇カジノ
バカラ賭博で摘発された闇カジノ
2005/10/31 付の朝日新聞より。
バカラ賭博容疑
店員ら 37 人逮捕
南麻布
東京・南麻布でバカラ賭博店を開いたとして、警視庁は、店の責任者 (34) ら店側の 23 人と客の 14 人を賭博開帳図利などの疑いで現行犯逮捕した、と 31 日発表した。
警視庁は、今年 3 月以降で約 5 億 5 千万円の利益があったとみている。
賭博を開いていたのは、コートジボワールの大使館の関係者名義のマンションで、店側に貸していたという。
組織犯罪対策特捜隊の調べでは、容疑者らは 29 日午前 0 時 40 分ごろ、港区南麻布 4 丁目のビル内で、千葉県浦安市の飲食店経営の男性 (32) らにバカラ賭博をさせた疑い。
現金約 3600 万円やバカラ台 3 台などを押収した。
店側の 23 人の中には、暴力団幹部 (42) も含まれていた。
警視庁は暴力団が組織的に経営していた疑いもあるとみている。

3/1 から 10/31 までの 245 日間で 5 億 5 千万円の利益があったとすると、1 日当たりの利益は約 224 万円(毎日開帳した場合)。
550000000 / 245 = 2244898
8 デックのバカラの控除率は、引分けを除くと 1.2 % 前後なので、1 日当たりの賭金総額は約 1 億 8700 万円。
2244898 / 1.2 % = 187074833
14 人の客全員が参加していたとすると、1 人当たりの賭金は約 1340 万円。
187074833 / 14 = 13362488
1 日に 30 回の勝負をしたとすると、1 勝負当たりの賭金は約 45 万円。
13362488 / 30 = 445416
実際はバカラ台が 3 台あったので、以下のように賭金の制限があったことも考えられます。
- 数万円単位の台
- 数十万円単位の台
- 数百万円単位の台
また、闇カジノですから控除率が高かったり、イカサマがあったりしたかもしれません。